タクシー広告検討中の企業担当者様必見! ~基礎から成功事例5選までをお届け~
タクシー広告とは
タクシー広告の市場規模
タクシー広告のターゲット
タクシー広告のメリット
タクシー広告の効果
タクシー広告が向いている商材
タクシー広告の出稿費用・相場
タクシー広告の成功事例
近年、ビジネスマン、そのなかでも決裁権のある経営層に効果的にリーチできる広告として、タクシー広告が注目を集めています。
今回は、タクシー広告を検討している方に向けて、タクシー広告の種類やその特徴、成功事例まで、幅広くお伝えします。
まずは、その市場規模から。
タクシー広告市場の規模から見ていきましょう。こちらは、2020年~2025年のタクシー広告市場規模の推移を表した図です。Media Innovationによると、新型コロナウイルスの影響で人流が減少することにより、鉄道車両や駅施設、タクシー、バス、空港、航空機などの交通広告の出稿を控える傾向が続きました。
しかし、現在、タクシー広告への出稿は際立って速いペースで回復しています。今後は更なる市場成長が見込まれています。なんと2025年には2020年の倍の規模になる見込みに。
タクシー広告は、今後も注目の広告媒体と言えるでしょう。(出典:Media Innovation)
そんなタクシー広告ですが、実際年間どれくらいの人が利用しているのでしょうか。続いては、タクシーの利用者規模を見ていきましょう。
一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会によると、平成30年度のタクシーによる輸送人員数は1,390,797,000人。単純計算で1人当たり年間10回ほど使っていることになります。
それでは、どのようなターゲットが乗っているでしょうか。
- タクシーの利用者属性
タクシーの特徴といえば、なんといっても、ビジネスシーンでの利用が多いこと。その中でも、決裁権を持つ会社経営者などは通勤でも利用しているケースが多く、利用率が高く出ている傾向にあります。
出典:タクシーに関するアンケート調査結果(2019年)-一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会
よってもちろん、商材としては、ビジネスマン、特に決裁権のある一定層クラス以上のターゲットに向けたものが良いと言えるでしょう。
特にBtoB商材は、決裁権のある層に情報をリーチさせることが必要不可欠になってくるため、タクシーへの出稿は最適です。
決裁権を持った利用者に訴求できる
一番のメリットは、富裕層や決定権のある立場の人に広告を見せることができるという点です。特に、会社への導入を決める決裁者が見なければなかなか購買に繋がらないBtoB商材は、ビジネスマンの中でも特に高いレイヤーの方に広告を見てもらうことが必要不可欠であり、タクシー広告との相性はぴったりであると言えます。
タクシーでは、資金や決裁権をもった利用者に直接訴求できることから、購買率が上がったり、高額商材の購入に繋がりやすかったりするというメリットがあります。
このような利用者に刺さる広告を掲載できれば、高い費用対効果を得ることができるでしょう。
広告が目に留まりやすい
二つ目のメリットは、着座した状態で、情報の少ない閉鎖空間で音声ありで広告を見せられることから、駅広告や街中の広告と比較すると、広告が目に留まりやすく、集中してみられるということです。
またタクシーの乗車時間は平均すると約16分と長く、複数回同じ広告があたることもあり、印象に残りやすいという効果もあります。
同じ広告に接触する回数が多い
三つ目のメリットは、タクシーは特定の人が繰り返し利用することが多いため、一人が何度も同じ広告に接触するということです。
広告は3回以上見ないと記憶に残らないと言われており、広告の認知度を上げるうえで、広告に接触した回数は非常に重要です。その点、タクシー広告は非常に記憶に残りやすいと言えるでしょう。
①タクシー動画広告(デジタルサイネージ広告)
タクシーの助手席の背もたれ部分に設置されており、後部座席に座った人が見ることのできるタブレット画面です。このタブレットで、乗客に動画広告を見せることが可能です。
以前は助手席の背もたれ部分にリーフレット、ドアや窓部分にステッカーを貼る方式の広告などが主流でしたが、最近は動画広告の効果の高さや消費者の動画利用の増加に伴い、タブレットが設置された車両が増加、タクシー動画広告を活用する企業も増えています。
費用相場は月額250~500万円/1万台なので、1台当たり2.5~5万円程度です。
②ステッカー広告
ステッカー広告とは、タクシーの窓やドアに貼る広告のことです。月額1000円~/1台と安価です。乗客が窓の外を見るときに自然と目に入るため、広告効果の高い広告と言えるでしょう。
③リアステッカー広告
リアステッカー広告とは、タクシーの後ろの窓に貼る広告のことです。こちらも月額3500円~/1台と安価です。後続車の運転手の目に入りやすい広告ですが、車内の人は見ることができません。また、後ろに停まる車が子連れの家族なのか、カップルなのか、タクシーなのか、なかなか計測しづらく、ターゲットを絞りにくいため、マスを狙いたいときに採用したい広告です。
④車窓サイネージ広告
車窓サイネージ広告とは、タクシーの車窓にデジタルサイネージを投影する新技術を使用した広告です。一週間あたり500万円/100台と高額ですが、珍しさから話題性を狙いやすく、注目度の高い広告となっています。
⑤アドケース
アドケースとは、パンフレットやポケットティッシュなどを車内に設置し、自由に持ち帰ることができる広告のことを指します。割引券などを印刷して設置することで、より持って帰っていただきやすく工夫する方法もあります。 金額は、月額2,200円~/1台と安価な費用設定であり、興味関心を持った乗客が自由に持ち帰れる広告は訴求力が高いです。また、広告の減り具合で効果の分析もすることができます。
⑥乗客サンプリング
乗客サンプリングとは、新製品などの試供品やクーポンを、会計時に乗客に提供する広告です。単に「見る」だけではなく、実際に「使う」ことを目的とした広告です。費用も40円~/1回と安いうえに、通行人に手渡しする方法などよりも受け取ってもらいやすいことがメリットです。実際にものを受け取ることで、印象に残りやすくなります。
⑦ヘッドレストポスター
ヘッドレストポスターとは、助手席の背もたれ部分に設置されたポスター状(静止画)広告のことです。月額費用は1,800円~/1台と割安で、デジタルサイネージのように視認性の高い広告をしたいけど費用をかけられない、という人におすすめです。
⑧シートベルトカバー
シートベルトカバー広告は、シートベルトの摩擦や圧迫感を和らげてくれるカバーに装着する広告です。 費用は月額3,000円~/1台となっており、他のタクシー広告同様に安価に設定されています。乗車した際にすぐ目に入るため、印象にも残りやすいことが特長です。
⑨ボディステッカー
ボディステッカーとは、車体後部ドアの外側部分に設置する広告のことを指します。 月額費用は10,000円~/1台で、車体全体に貼りつけるラッピングよりも低コストなのがメリットです。また、タクシー利用者だけでなく、外から見る人にもリーチすることができることも特長です。
以上のように、タクシー広告には様々な種類があります。
効果の高さやトレンド性から、特にタクシー動画広告は特におすすめです。
◆担当者/決裁者の認知獲得
・指名検索数の増加
・リード数の増加
・商談数増加
・受注件数増加
タクシー広告は出稿後すぐには効果が現れにくく、繰り返し出稿し乗客の目にとまる回数を増やすことで高い効果を得られる傾向があります。時間はかかりますが、出稿し続けることが大切です。しかし、上記から、タクシー広告、その中でもデジタルサイネージ広告は企業の決裁者にをターゲットとするBtoB商材にとって非常に費用対効果の良い広告手法であるといえます。目的と予算を見て、最適な手法を選択しましょう。
タクシー広告についてもっと知りたい、検討している、という方は´「ヒロメル」担当者までお気軽にご連絡ください!(お問い合わせ先:info@hilomel.com)
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