PRイベントの基本 ～成功事例5選～
- PRイベントの目的
- PRイベントを行うタイミング
- PRイベントのKPI
- PRイベントのスケジュール
- PRイベントの成功事例
新製品発売時や新CM公開時など、あらゆる局面で重要な広報施策となる「PRイベント」。
今回は、PRイベントを実施したことがない方、やったことはあるけど効果の最大化をしたい、という方に向けて、PRイベントの基本からその成功事例まで、ご紹介します。（今回は、一般向けイベントではなく、メディア向けのPRイベントについてご紹介します）
PRイベントの目的
PRイベントの最大の目的は、伝えたい情報をメディアに露出させることにより、認知度の底上げをすることです。ただニュースリリースや自社HP、SNSにて情報発信するだけでは、十分な消費者に情報を伝えることができません。
そこで、多数の消費者が閲覧するTVや新聞、WEBにて第三者目線で商品についてのレビューを掲載させることにより、爆発的に認知度を上げることが可能になります。
PRイベントを行うタイミング
PRイベントを行うタイミングは、様々です。
・新商品／サービスローンチ時（新機能追加／バージョンアップ）
新商品やサービスお披露目の場にメディアを招致し、“撮れる画”を用意し、商品の特長や新規性、差別化ポイント、今後の戦略や目標について発表します。どのような画像を世に出したいかを考えながら、ステージ上の装飾や位置、ライティングなどを決定します。また、家電製品であればメディア発表会の一部で試していただく時間や、食品であれば試食していただく時間を設けることで、レポ形式の記事や、使用シーンの画像や動画を使用した充実した記事を書いていただける可能性が高まります。
・新店舗オープン
新店舗オープンの場合は、テープカットを演出のひとつとして取り入れることで、テレビが取材しやすくなります。また、商業施設であれば店舗を回る内覧会を実施したり、体験させたり、試食させたりすることで、メディアが取材しやすくなるだけでなく、閲覧した視聴者や読者の来店にも繋がるでしょう。
・新CM発表時
新たにWEBCMやTVCMを公開する際には、起用したタレントを呼び、製品発表やCM発表と同時に、タレント就任式などを行います。エンタメ系のメディアを誘致することで、商品の情報が世に発信されることになります。ただ、取材内容はタレントがメインになるため、いかに商品名やサービスが紹介されるかを工夫することが必要です。基本的ですが、市松パネルの前にタレントに立っていただいたり、商品を持っていただいたり工夫をすると良いでしょう。
・社長（役員）就任時
社長や役員の就任時にも、挨拶や戦略、展望を発表するメディア発表会を行う場合があります。これは、スタジオをで実施するだけではく、ZOOMやチームスなどテレビ電話ツールを用いて簡単に挨拶や戦略を発表したり、会議室のような場所で記者の質問に答えるラウンドテーブルをするなど、予算に合わせ簡易的に実施する場合をあります。
PRイベントのKPI
イベントのKPIはどこに置くのが良いでしょう。基本的に招致するメディアの数をKPIとして置く場合が多いです。対象のメディアを呼ぶため、該当記事の方向性を把握うえでその内容に合わせた案内状にする、など逆算して計画することも重要です。
PRイベントのスケジュール
規模や形式によって様々ですので、あくまで一例としてご参照ください。
タレントが登壇する発表会の場合はタレントとの日程調整などが発生するためさらに時間を必要とする場合もあります。
●発表会実施決定→企画考案・制作（１～３か月）→案内状配信（２週間前）→実施
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